大阪利器工匠具卸協同組合史
(昭和31年〜昭和40年 [1956-1965])

月日 出来事
昭和31年
(1956)
2月 例会にて堺キング刃物製作所のハイクロカーボン鋼製包丁の共同購入決定 
仕入価格一丁@140円

3月 8日 第二回優良工場見学  大阪府下代表的4社
日鍛工器 山口鉄工所 東邦工機 大阪ペンチ
参加人数94名 バス2台

6月 8日 日繊商事よりナイロン坪糸共同購入決定

9月 8日 西島鉄工ジグザグハサミ購入

11月7-8日 秋季総会 有馬「池乃坊」
日ソ共同宣言調印  日本国際連盟に加盟
昭和32年
(1957)
1月 8日 新年会 「多幸梅」
"コロンビア製テープレコーダーを組合備品として購入する@38,000"

2月 8日 トリバール販売違反の件につき討議 市原鉄工(株)除名とする
副理事長空席となり西岡芳信就任

4月 7〜8日 春季総会 新和歌浦「岡徳楼」
市原鉄工(株)復帰入会を満場一致で承認
大倉商事古谷氏 大阪府商工部より表彰される

5月 8日 植木秀次郎商店入会

6月 8日 税理士山田政義先生より管理会計について講演あり

役員改選
理事長 若林清
専務理事 小林謙次
理事 多田一夫・金原幸夫・滝川武昌
監事 川嶋功一・大倉真一
会計 西岡芳信
     

7月 大阪利器工業協同組合と大阪利器工匠具卸協同組合との 2組合による座談会を行なう。大阪府利器商工団体懇親会(七夕会)の前身

9月 大阪府金属刃物卸商業協同組合が発足
初代理事長 玉手丑之助

9月 組合の交換会を当分の間中止と決定する

11月 3日 青年部による運動会を奈良公園で行なう

11月 8日 秋季総会 中座観劇後「菊水」にて親睦会
東海村原子炉に日本初の『原子の光』がともる
昭和33年 ≪大阪金物連合見本市協会発足≫
(1958)
昭和33年1月より33年8月までの議事録紛失の為詳細不明

9月24-25日 大阪金物連合見本市を5年ぶりに開催
185社出展 見本市売上総額 3億2千万円

10月 例会にて馬場与司平(大新金物製販社)、五島政治商店退会

11月7-8日 秋季総会  京都「楠荘別館吉水庵」

11月15日 大阪金物連合見本市協会創立総会開催
相撲の栃若時代。巨人長嶋茂雄新人王  岩戸景気
昭和34年 1月 8日 新年会 「生玉御殿」
(1959)
4月 5日 青年部春季運動会 鳴門観潮見学

4月 長浜小一商店新宅移転祝

4月 丸善金物(有)を丸善利工機(株)に変更

5月 8日 春季総会 宇奈月温泉「延対寺荘」

役員改選
理事長 若林清
専務理事 小林謙次
理事 多田一夫・大倉真一・金原幸夫
監事 滝川武昌・川嶋功一
会計理事 西岡芳信

5月 9日 和倉「銀水閣」にて

8月8-9日 青年部夏季キャンプ  大阪府枚方私市くろんど池

9月 8日 カクダイ製作所店舗新築
カクダイ製作所新築祝いに全員招待され例会を開く

9月22-23日 大阪金物連合見本市を大阪府立体育館にて開催
見本市売上総額 4億3600万円

11月 1日 青年部運動会 服部緑地

11月10-1l2日 秋季総会
信州諏訪「油屋別館」 飯田市「三宜亭」
皇太子明仁親王・正田美智子成婚  キューバ革命
昭和35年 ≪全国利商連加入を決める≫
(1960)
1月 8日 新年会 阿倍野「吉祥苑」

2月 8日 例会の開始時刻を次回より4時に変更

5月7-9日 春季総会 高知「塩水旅館」  役員改選

7月 8日 大阪高儀金物(株)を三幸金物(株)として引続き組合に存続する事を認める

9月20-21日 大阪金物連合見本市 府立体育館

10月 8日 例会を泉金物(株)小林謙次氏自宅新築祝に招待され開く
例会で小西儀助商店(ボンド)との取引について話しあわれる

11月8-9日 秋季総会  箱根方面

12月 8日 ヤブモト鉄工所の「左官用手鍬新製品」の説明

12月 全国卸利商連に正式加入決定

12月 古谷氏新築祝
日米新安保条約調印  カラーテレビ本放送開始
昭和36年
(1961)
「正しい刃物の使用PRポスター」 「刃物を持たぬ運動」
警視庁より協力依頼あり

2月 8日 土佐打刃物協同組合のステンレス包丁共同購入決定

2月23日 全国利器工匠具卸協同組合連合会結成総会の開催
会長=林恒治郎  若林清監事に就任

5月 7日 別府「杉乃井ホテル」で総会

役員改選
理事長 多田一夫
理事 金原幸夫・若林清・小林謙次・大倉真一
監事 川嶋功一・市原安市
会計 西岡芳信

5月改選にて多田一夫理事長に就任 組合事務所をカクダイ製作所内に置く
その機会に組合の会計事務を柴田孝氏に依頼
以後歴代理事長よりの依頼を受け会計事務に携わり現在に至る

6月 8-9日 日本製鋸の招待により赤穂御崎「呑海楼」にて例会を行う
前理事長若林清氏へ感謝状・記念品を贈る

9月18-21日 大阪金物連合見本市 港区大阪国際見本市会場

9月 積立金@3000円を10月より開始決定

10月 9日 山口鍛工(株)15周年記念にて有馬「中の坊」に招待され例会を行う

11月 8日 総会 犬山「城山荘」
(株)牧田電機(製)工場見学
内田機械工業(株)より電気鉋の売込みあり
ケネディー大統領就任、ソ連ガガーリン少佐人類初の宇宙旅行
昭和37年 1月 8日 新年会 布施「寿楽」
(1962)
2月22日 第一回全国利器工匠具卸組合連合会(全国卸利商連)総会に
多田一夫、若林清、小林謙次出席

4月 7日 大金会創立15周年記念として四天王寺太子殿にて
『大阪利器工匠具業界物故者慰霊祭』を行なう
出席者71名、経費20万円

5月 7日 修善寺温泉  「菊屋旅館」にて総会
大阪金属問屋健康保険組合に加入

7月 7日 第六回大阪利器商工4団体懇談会
大阪利器工匠具卸協同組合、大阪府金属刃物卸商業協同組合
大阪府利器工業協同組合、堺利器卸協同組合
『一箱単位取引運動』の協力

7月 19日 第二回経済講演会を大阪府農林会館にて開催

11月8-10日 秋季総会 玉造温泉「長楽園」
       皆生温泉「長楽園」
三条市見本市に多田商店、市原鉄工出品
ソ連に続き米も有人宇宙飛行に成功
昭和38年 ≪健保組合発足≫
(1963)
1月 8日 新年会 「橿原観光ホテル」

1月14日 第四回経済講演会を鉄鋼会館にて開催
三条市見本市に川嶋茂雄商店、市原鉄工出品

1月26日 大阪金属問屋健康保険組合正式発足  9組合237社6000名
選定理事に市原安市、選定議員に多田一夫

3月 岩本金物 新店舗移転祝

5月8-10日 「鬼怒川ホテル」にて総会

役員改選
理事長 多田一夫
副理事 西岡芳信
理事 川嶋功一・若林清・金原幸夫
会計 金田善樹・大倉真一
監事 小林謙次・市原安市

5月の総会にて金田義樹が会計担当になり丸善利工機(株)の顧問税理士であった山田政義氏に当組合の顧問税理士を依頼し現在に至る

9月15日 第二回全国卸利商連大会  箱根堂ケ島温泉

11月 8日 秋の総会 浜村温泉
ケネディー大統領暗殺
昭和39年 2月 8日 例会にて 大阪金属問屋健康保険組合より染川、近藤両氏来訪し
社会保険の説明を拝聴する
(1964)
5月7-11日 総会旅行を四泊五日で九州方面へ
監事の改選 小林謙次、市原安市再任

7月 8日 日本経済新聞社講演会開催  他組合よりも多数参加有り

7月16日 当組合の当番にて第八回大阪府利器商工4団体懇談会開催 生駒宝山寺門前「緑風閣」
参加者
 大倉金物・共立商店・丸善利工機・多田商店・川嶋金次郎商店
 市原機械工具・若林木工具・中徳商店

9月2-3日 大阪金物連合見本市 港区大阪国際見本市会場

9月10日 全国卸利商連第三回大会 箱根の吉野
出席者
 多田一夫・若林清・西岡芳信

10月 8日 佐藤工具ニッパー・クルッパーを取り扱う  ニッパー2000丁発注する

11月6-8日 総会 東北旅行
東京オリンピック開催  池田内閣から佐藤栄作長期内閣のスタート
昭和40年 ≪全国利商連大阪大会≫
(1965)
1月 8日 新年会 西成「百番」 年金制度に関する説明あり

4月9-12日 春季総会  南九州方面
役員改選は全員再選

6月 8日 大阪卸商連盟の設立 趣意説明

7月 8日 大阪卸商連盟へ入会を決める
第九回大阪府利器商工団体懇親会 「新東洋」

9月4-5日 全国利器工具卸組合連合会第四回大阪大会が当組合の主催にて多田一夫大会委員長のもと比叡山の「比叡閣」にて開く 参加者120名

11月 9日 秋季総会 「ホテル嵐山」一泊

11月20日 大阪金物連合見本市協会総会にて多田一夫が新理事長に就任
副理事長に西岡芳信、理事に市原安市、小林謙次
日韓基本条約調印  ベトナム戦争(65〜75)